①切腹は自殺ではない。死刑である。
②名誉ある者の死刑は切腹の儀式で執り行われるが
③不名誉な死刑囚は斬首でかたづけられる。
④暗君を諫めるために忠臣が切腹する物語があるが、それをもって侍が命を軽んずるなどというのはとんでもない誤解か中傷である。彼は君主のために命を捨てたのではなく、藩(国)を救うために命を捨てて暗君に抗議したのである。
チベットの僧侶の焼身自殺のようなものである。
平成20年11月19日早朝、突発的に急性A型大動脈解離を発症、意識不明まま16℃の超低温下で数時間におよぶ緊急手術を受けることとなった。幸か不幸か一命を取り止めたものの、その後4ヶ月間の入院治療と1年以上に及ぶ何時果てるとも知れぬいわゆるリハビリの中で色々と考えさせられた。この間に体験した人生観の転換及び後遺症を軽視した延命優先治療への疑問、その他、現代世相への違和感について書き残しておきたい。
関口益照サイト 『一期一会』(Our Eternal Moment)
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