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2017年4月29日土曜日

タブー(閉ざされた言語空間)からの脱却

江藤淳が『閉ざされた言語空間』を発表してからかれこれ30年、40代以下の世代は過半がそこから脱却したようです。
http://byoshonikki.blogspot.jp/2013/08/blog-post_26.html

65歳以上のゾンビ化した団塊の世代は未だにその中に閉じこもっているようですが、すでに第一線から退場し何を叫んでも犬の遠吠えになりつつあります。
彼らが組織のトップを独占し始めた80年代以降は我が国の暗黒時代でしたがここ数年前から彼らが定年退職し始めたのを機に次の世代が台頭し、政治や言論空間のタブーが破られ始めました。

トランプ大統領の登場は、下層ノンインテリの反撃ばかり強調されますが、それを言っているのも米国版団塊の世代です。トランプ支持者の中核は若手高学歴の覚醒世代(イバンカはその典型!)で、その主たる動機はポリティカル・コレクトネス(米国版『閉ざされた言語空間』)の偽善に対する反発です。

2017年4月25日火曜日

18回目の大学同窓会・・日比谷公園松本楼で

4月20日(木)大学1年次のクラス会に行ってきました。 
今年から2浪の私より2歳若い現役組も後期高齢者入りし、殆どの面々が何処かに故障を抱えるようになりました。 遅れてきた柏木(信)君を含めて16人で過最低記録に並びました。
相変わらず無傷な江田君も議員定年となり事務所も引き払ったそうですがダンボール山積みの資料の置き場所に途方にくれているようでした。
今日は園遊会に呼ばれているのでと言って、宴の途中でモーニングに着替えてきましたが、こんな格好で申し訳ないと恐縮していました。
民進党も彼のような男を党首に出来るようなら、中道左派政党としての存在意義があったかもしれません。 

彼を含めて何人かは、弁護士の資格があるので一応事務所を構えたようですが、殆ど依頼してくる物好きはいないそうです。
最高裁判事を務めた堀篭君は資格が大有りなのに、僕は法律を知らないからと言って敢えて弁護士登録をしていないと言っていました。
彼らしい痛烈な皮肉です。 


2017年4月23日日曜日

米朝戦争のシナリオ如何・・米中日朝 『四国志演義』

 トランプ大統領が、9.11で騙されたブッシュの二の舞を演じているのか、それともマケイン‐ネタニャフ一派の偽旗作戦だということを知っているか疑っているとしても、激昂した世論に逆らうのは得策で無いと判断し、逆手に取る作戦を練っているのか軽々には断定できません。
いずれにしても、米朝両国が自国の得にならないことをわざわざするはずがありませんから、彼らにとって何が得か損かを考えれば済むことです。

はっきり言えることは次のようなことでしょう。
① 米国が開戦するとすれば、それは北朝鮮が米本土に届く核ミサイルを持っていないと確信したときか、持っているとしても西海岸の何処かで数百万人が犠牲になるだけで、かえって不法移民の一掃と愛国心の高揚にはプラスになると考えたときでしょう。
② 北朝鮮が対米戦争に踏み切るとすれば、米国の国論が割れていて全面戦争には踏み切れないと読みきった上で、拠点攻撃には十分耐えられると判断したか、一か八かの賭けに出たときでしょうが、後者を選ぶほど愚かでもなければ、落ちぶれてもいないことは明らかです。
③ 両国にとって日本は単なる利用対象ですから、相手と妥協するための最後の手段としてスケープゴートに仕立て上げられる可能性は常にあります。 

その他、考慮すべき前提条件は多々あるでしょうが、戦争をまじめに考えてこなかった日本として、今さら出来ることは殆どありません。
昨日の日経朝刊の4面には、政府がミサイル攻撃を想定した安全対策を各都道府県に通達し、政府HPでも公表したとありましたが、その内容たるや、まさに噴飯物でした。
曰く、ミサイルが『着弾』したら、(着弾してから!?)
① 堅固な建物や地下街などに避難しましょう。
② それが近くに無いときは室内にこもって窓から離れましょう。
③ 外にいるときは立っていないで身を伏せましょう。

要するに、各人が自分の命は自分で守ってくださいと言っているわけですから正論中の正論です。 

スティーブン・バノン氏が失脚したという前提で、私自身がありうると想定するシナリオは、
① 北の核保有を暗黙の前提として北朝鮮(&/OR中国)と米国の間に密約が交わされ、北による南の併合までは許容する。
② 日本の中立化を図り米中共同管理の非核地帯とする。
③ 北朝鮮による在日米軍基地のみへのミサイル攻撃に対して自衛隊の防衛出動を要請することは日本の反米論者を刺激しかねないので、わざと狙いをはずさせ、近隣の公共施設や住宅地も巻き添えにする。

もし、バノン氏が密かにトランプ大統領と通じていれば、日本にとってはもう少しましなシナリオが描けそうです。
いずれにしても十万人やそこらの死者が出てもそれは日本の滅亡にはまったく関係がありません。 むしろ、国民の自覚を促し、平和ボケ世代の一掃を促すという意味で天の配剤と言うべきでしょう。

2017年4月22日土曜日

文化人類学の勧め・・グローバリストの独善を廃す!

米国の夫はごくまめにハグするようですが、彼らが喜んでやっているかといえばそれほどでもないようです。
要するに父系社会である米国(西洋・・)は、男性支配の歯止めとして、外向けには女性尊重を強制せざるを得ないのに対して、母系社会である日本(東洋・・)は、女性支配の歯止めとして外向けには男尊女卑を建前とせざるを得ないのだろうと思います。
亭主丈夫で留守がいい、とか、うちの大蔵大臣が、などの言い方が彼らに理解できないのも当然です。
私が40年ほど前に、アメリカン・センターでの講演でそのことに触れても誰も笑わず、ポカーンとしていました。
女性の地位のランキング基準に "給料を誰が管理しているか" を加えれば、米国女性より日本女性のほうが上位に来るのは確実です。
こういう文化的背景を無視して男女平等とか機会均等とか唱えても説得力がありません。
グローバリストがこうした文化的背景に無頓着なのは、彼らが皆そうした文化のバリアーをバリアーと意識しないで済むのに十分な資産を持っている富裕層だからでしょう。
因みに父系社会の極端な例はインドで、母系社会の極端な例はインドネシアのようです。 戦前の日本人がアラカン山脈を越えると世界が変わると言っていたのもむべなるかな!

2017年4月15日土曜日

Syrian War Hoax - False Flag for Dummies シリア戦争のでっち上げー猿でも分かる偽旗作戦

実際に戦争を起こそうと画策しているのは米国等の諜報機関を使って関係国の紛争や国際世論を煽っている匿名の戦争勢力でしょう。
これはいまや公然の秘密です。
米国の政権が戦争に踏み切らざるを得ない状況を作り、攻撃を正当化するための状況証拠を用意(捏造)するのも彼らです。
標的にされた国にはもはや屈服するか反撃するか以外の選択肢はなくなります。
日本は前回は彼らに逆らって標的にされましたから、今回は何が何でも標的にされないよう振舞っているだけです。
ということは場合によっては彼らに加担することも辞さないということですから、それなりのとばっちり(ミサイルの被弾?)は受けるでしょう。
それでも標的にされるよりは遥かにましです。
誰が悪いかといえば戦争勢力ですが、彼らは強大ですからトランプ大統領といえども苦戦していることはご存知のとおりです。
News coming out of Syria is not to be trusted. Starting with an obvious false flag / hoax chemical weapons attack in Khan Sheikhoun, things escalated signifi...
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2017年4月13日木曜日

万国のナショナリストよ団結せよ!・・現代版インターナショナル

60年安保騒動の年に大学1年生だった私たちは、インタナショナルという言葉が何を意味するかも知らず、旋律と歌詞の格調に高揚感を掻き立てられていました。
https://byoshonikki.blogspot.jp/2013/12/blog-post_7376.html 
今聴くとグローバリストの偽善に対する各国ナショナリストの反撃の雄叫びのように聞こえます。
https://youtu.be/KFlGfHCCZdQ

世界的に有名な革命歌の日本語版です。 English Translated Version.https://www.youtube.com/watch?v=lyfhs42mdyA&feature=channel_video_title 「やる夫と学ぶ教科書」補完ブログ http://yarukyo.blog66...
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2017年4月6日木曜日

日本人必読の劇画

これは日本人必読の劇画です。
大きな歴史の流れを知るには格好の劇画だと思います。
とくに国際政治の通奏低音を認識するためには必読の書でしょう。
各国語への翻訳を期待します。
http://byoshonikki.blogspot.jp/2016/09/blog-post_21.html 
・・現在の世界政治の通奏低音は依然として、白人を頂点とする人種階層論と、嘗てそれを真っ向から否定した大日本帝国は人類史上最悪の野蛮国だったという捏造神話です。
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2017年4月5日水曜日

苫米地英人氏の提案する『円建て米国債』

ユダヤマフィアも宿主である米国政府と共倒れになりたくは無いでしょうから、トランプ政権の意向次第では日米両政府・FRB・日銀両中央銀行による4者同盟もあり得ると思います。
米国政府の巨大な通貨需要(実需)の一定割合を日銀が分担することで、①信用不安を回避できるほか、②円・ドル為替レートをコントロールする新しい政策手段を手にすることになりますから、両国政府にとっても両中銀にとっても渡りに船の絶妙な提案だと思います。
ユーロのような通貨統合やドルペッグのような(半)固定レート制に代わる新しい通貨システムの発明として見ればノーベル経済学賞という氏の言葉も決して法螺ではないでしょう。
因みに、元々ノーベル賞というのは純粋理論に拠ってではなく実用価値の大小によって評価されるのですから。 数学賞や哲学賞がなく平和賞や文学賞、経済学賞などという人類共通の知恵かどうか疑わしいものまで存在するのもその所為です。

トランプ政権に対し、日本が取るべき行動とは?今起きている自体を正しく理解し、効果的な政策を立案出来るのか?…
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60年代の歌・・学生時代

この歌のレコードが発売された昭和39年(1964)は、私が大学を卒業した年です。
作詞・作曲者の平岡精二が青山学院女子高等部出身のペギー葉山のために作ったといわれていますが、元々平山自身が青学出身で校歌も作曲しているそうですから歌手として彼女を選んだのは自然な成り行きでしょう。
 (二木紘三のうた物語
 
http://duarbo.air-nifty.com/songs/2007/08/post_6b99.html
ここに載せたのは倍賞千恵子版ですが、それはペギー葉山の歌い方には歌詞に篭められた学生時代に対する懐旧の哀歓が感じられないからです。
あえて言えば、私はペギー葉山のデビュー当時から彼女の戦後派的能天気な歌い方に違和感を感じていました。要するに文部省唱歌的なスクエアーな歌い方でないところが気に食わなかったのです。
 Youtube で早春賦のすぐ近くにこの動画を見つけたので聴いてみたら私の学生時代の感覚にぴったりだったので紹介することにしました。