ページ

ページビューの合計

2011年10月5日水曜日

政治家の "問題発言" 国際比較

多少、文言に不正確な所があるかもしれないが、趣旨に大きな間違いはないと思う。

① ワシントン大統領
ナバホインディアンの抵抗に業を煮やし、「・・・鎮圧ではなく絶滅だ。 彼らを皆殺しにせよ・・・」

② リンカーン大統領
南部の黒人奴隷解放によって200万人の黒人を北軍の味方に出来るとして、「・・・重要なのは合衆国の分裂を阻止することであり、奴隷解放はその一手段に過ぎない。 もし、その為に奴隷解放が必要なら解放する、しかし。 もし、解放しないことが必要なら解放しない・・・」

③ ヒットラー総統
世界に冠たるドイツ民族にとって、ユダヤ人の存在が障害になっているとして、「・・・最終的解決(ユダヤ民族の絶滅)が不可欠である・・・」

④ 毛沢東主席
米ソの原爆など脅威ではないとして、「原爆で中国の半分の3億人が死んでも、残り3億人が生き残り、何年か経てば6億人となり、もっと多くなる・・・」

⑤ もうひとつおまけに、フランス国歌
 “・・・Qu'un sang impur abreuve nos sillons ! ・・・”
(・・・彼らの穢れた血で我らの田畑を潤すために!・・・)

等々、枚挙に暇がない。 それと比べれば昨今の日本の政治家の "問題発言" など取るに足りない。


真の問題は、何が誰にとって何う問題なのかであり、所詮、民主的に解決できるような生易しい話ではない。 確かなことは、未だ人類の歴史は、自らの帰属集団の生き残り競争、「勝てば官軍」、「弱肉強食」 の世界にとどまっているということだ。

しかし、生態系は、(残念ながら?)共食いも含めて全てそうであり、生態系を守ると言うことは、人類も含めて生存競争を是認すると言うことである。 その何処がいけないのか、他により良い手段があるのか、きちんと答えられる人がいたら教えて欲しい。 ただし、人類だけは例外だとする議論には応じるつもりはないことを断っておく。

0 件のコメント:

コメントを投稿