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2015年10月16日金曜日

『敗戦後遺症』・・団塊シンドローム消滅まであと30年?

団塊1世の退場と団塊3世の台頭による選挙民の交代
私の言語感覚に基づけば、私は少なくとも保守主義者ではありません。
「万物流転」、「形あるものは滅す」 と言うのが、私の信条です。懐古趣味者ですが、復古主義者ではありません。
新しい時代は新しい世代が作っていくのですから、私の趣味には合わないものになって当然です。ではどうすべきか?簡単です。未練を残さずこの世を去れば良いだけです。生き物はそのために老いて死んで逝くのですから。
最近の保守と称する人たちの中には、意識的もしくは無意識的に復古主義を紛れ込ませている論者がいますが、趣味を主義と混同して振り回す人が大半です。
今の日本が問題なのは、間もなく居なくなるに決まっている世代が、次の世代の自由な思考を呪縛し、「閉ざされた言語空間」の中に閉じ込めたまま、世代全体から自由に生きる機会を奪っていることだと思っています。
日本の歴史上、初めて登場した、子孫のためでなく自分達のためにだけ生きることに疑問を感じない究極の自己満足世代が、一向に老化せず、無用な資産を抱え、あまつさえ年金原資まで食い潰して能天気に遊びまくっているのです。
彼らは十分な余命と膨大な選挙権を持つ愚民集団ですから、彼らを操るコツさえ解れば、日本の将来はどうにでもなるでしょう。
最良の一手は、彼らの孫の世代を味方につけることです。
小学生教育が帰趨を決するでしょう。
その子供達が社会の第一線に立つまでにあと30年、敗戦後ちょうど百年の区切りの年です。

1 件のコメント:

  1. 今回の選挙における年代別自民党支持率は、20代、30代、70代、40代、50代、60代、80代以上だったそうです。
    私たち70代の多くは戦中の日本を幼心に記憶していますし、戦後の洗脳教育も小学生の間に通過していますから政治プロパガンダの影響をあまり受けないで済んだのでしょう。
    私達70代が孫の世代を自虐史観による汚染から遮断する防護壁になったのかもしれないと思うと聊かの慰めを感じます。

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