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2014年8月6日水曜日

避暑生活3年目・・持ち腐れの山小屋も捨てた物ではない?

4半世紀前、バブルの頃、八ヶ岳東麓(清里)に建てたセカンドハウス(2階建て5LDK)も、現役の頃のゼミ生の合宿には役に立ちましたが、個人的には、多い年でも年に3回(5月、8月、11月)、各2~3日間、点検をかねて滞在するほかは、妻がサークルの友人を誘って偶に遊びに来るくらいで、とてもいわゆる別荘ライフには程遠い状態でした。
https://www.youtube.com/user/SEKIGUCHIMASUTERU
まして、6年前に急性大動脈乖離で死に損なった後は、酷暑に甘んずるか、長距離移動の難行に耐えるかという不毛の選択に迫られ、お荷物としか思えなくなりました。
それでも持ち続けたのは、私の海外出張中に新聞広告を見てその気になり、単身、列車を乗り継いで現地を訪ね、気に入った区画は売り出し対象外だという担当者を口説いて、何とか手に入れた妻の執念に抗する術がなかったからです。

手術後3年経った1昨年の夏、気温や気圧の急変に体調を崩しながらも、初めて3週間の長期滞在を敢行し、茅ヶ崎の我が家へ生還できたのを機に、昨年は更に延長し、4週間まで記録を伸ばすことに成功しましたが、毎日、1日を過ごすのがやっとで、とても読書はおろか、1年以上サボっているWEBサイト更新に手をつける気力は湧いてきませんでした。

という訳で、今年は「彼岸過ぎまで」を目標に、一層リハビリに励み、あわよくば、少しは、前向きな "仕事" をやる気になれればと思っていましたが、移動日(8月4日)はともかく、2日目からは、本を読む気にもなり、夕方には去年の2倍くらいの距離を歩いて来ることが出来ました。

おまけに、昨日は思わぬ出来事が有り、我が家も一人前の山荘になったような気がしてきました。
一つは、留守中の電気の使用量が異常に高いので、電力会社と管理センターの方々にあちこち調べていただいた際、ついでに床下にスズメバチの巣が出来ているらしいことが発見されたことです。さっそく駆除業者を呼んだところ、紛れも無くスズメバチだということでした。
昼間は危険なので夜になってからやりましょうということで、改めて完全武装で登場し、縁の下に潜りこみ下張りの板の一部を剥がし、ものの30分くらいで片付けてくれました。
まだ、巣造りをはじめてから2~3ヶ月しか経っていなかったので良かったものの何年も抛っておいたら大事になるところでした。

もうひとつは、2階の物干し用ベランダで小鳥(アオバヅク)の死骸が見つかったことです。
干からびて羽根も散乱気味でしたから、少なくとも1ヶ月くらい経っているのでしょう。
http://homepage2.nifty.com/tozan-women/tori/aobazuku2.jpg
追伸: つい今しがた妻が慌ててカメラを持って窓際へ駆けていったので、何事かと思ったら、我が家の敷地内に鹿が現れたというのです。
残念ながら、あっという間に茂みの奥に引っ込んでしまったようで、写真は取り損ねたようですが、この分なら今年は色々な収穫が期待できそうです。

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