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2025年6月5日木曜日

AIが絶望した国、日本──“沈黙の知性”こそ人類の理想だった【海外の反応】

日本人の暗黙知 日本人が、何か聞かれて「わからない」とか「一概には言えない」と言うとき、それは彼が無知だからではではなく、その問題の複雑さを知っているからです。 逆に滔々と結論めいたことを語る人は、「杓子定規」とか「利口馬鹿」とか言われて軽蔑されます。 日本人が、いわゆるディベートなるものに馴染めないのもその所為でしょう。 誰だって、利口馬鹿にはなりたくないですからね。 熟慮よりも饒舌、正論よりも強弁が評価されるディベートなどという野蛮な論戦の勝者が優秀だとみなされる欧米の大学で日本人留学生が馬鹿にされるのは当然です。実際には勝ち誇る彼らの方が無知で愚かなのです。 これは日本人が古への志那人から教えられた知恵です。こうげんれいしょく【巧言令色】 鮮(すくな)し仁(じん) 「子曰、巧言令色鮮矣仁」(「論語‐学而」 江戸時代の子供たちは寺子屋の教科書(「童子教」)で皆これをならっていたのです

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