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2017年2月7日火曜日

故郷・・志を果して いつの日にか帰らん

http://kokoroniseiun.seesaa.net/article/354113531.html
1.兎追ひし彼の山 小鮒釣りし彼の川 夢は今も巡りて 忘れ難き故郷
2 .如何にいます父母 恙無しや友がき 雨に風につけても 思ひ出づる故郷 
3 .志を果たして  いつの日にか帰らん  山は靑き故郷  水は淸き故郷   

私たちが共有する価値観とは、この歌の1番から3番までの歌詞で謳われている心情です。
安倍首相の唱えるミンシュシュギやキホンテキジンケンではありません。
安倍さんの演説を聞くたびに空々しさを感じるのは私だけではないでしょう。
若しかしたら、というより多分、安倍さん自身もそう思っているかもしれません。 

以下はFBに投稿された高崎誠一さんのメッセージです。
https://www.facebook.com/groups/903151936367580/permalink/1587477974601636/
☆外国人技能実習生が歌う「ふるさと」お聞きください。

はじめまして。日本語学校校長の高崎です。
日本語学校は留学生に日本語を教えるところですが、週一回ほどのペースで近くの外国人技能実習生研修センターに出張授業に行っております。
3年間国の家族を離れ日本で働く彼らですが、現場へ向かうのに先立ちこのセンターで日本語を学ぶ期間は1か月しかありません。
国籍も様々、彼らにとっては日本語の五十音も「きゃきゅきょ」「しゃしゅしょ」も未知の「音:おん」です(日本人にとって「r」や「th」の音が困難なのと同じように)。

短期間で日本語の音を習得するため、私は「歌」を授業に取り入れています(実は私、学生時代は合唱部部長でした)。
いろいろな歌がありますが、今の彼女らに一番ふさわしい歌として「ふるさと」を選びました。
ご存知の通り歌詞は文語体ですが、意味は現代語で教えてあります。
まだ三回目の練習の風景ですが、上手に歌えてると思いませんか。
日本語らしい「音」も出せるようになったと思います。

本日教科書に出てきた慣用表現を彼女らに贈ります。
その慣用表現とは「先生は鼻が高い。」

国の家族と離れ、3年間日本で頑張る技能実習生。彼らの日本語教育期間はわずか1ヶ月。歌唱は発音矯正に効果的だ。そこで選んだのが「ふるさと」。3番の「志を果たして、いつの日にか帰らん。」の言葉に、目頭が熱くなってしまった。
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