こういう世界での地位に価値を置いているのが小和田一族(注)だと言ったら、賞賛でしょうか、それとも誹謗でしょうか。
Queen Elizabeth II: A Fascinating Life
私が東京情報大学に勤務していた頃の学長で、理研や国際高等研究所の理事長を兼務していた故小田稔氏は、小和田恒氏の前に国際司法裁判所の判事をしていた小田滋氏(元東北大学教授)の実兄でしたが、NASAやローマ法王庁の評議員でもありました。
私の個人的印象では、小田稔氏が良識人だったことは、確かだと思います。法王の前でプレゼンを行ったという世界観は、われわれ日本人には毒にも薬にもならない子供だましのようなものでしたが、若しかしたらバチカンにとってはタブーに触れるものだったのかもしれません。
その小田稔氏が、単純な医療ミス(としか思われない!)で急死してしまったのも不可解ですし、四谷の聖イグナチオ教会での大葬儀に、予告もなしに美智子皇后からの使者が来ると言うので、千人近い会葬者が何十分も待たされたのも不自然です。何か有ったとしか思えません。
小田滋氏や小和田恒氏の国際司法裁での活動については、賛否両論が有るようですが、私は両氏とは直接接したことがありませんので、何とも判断のしようがありません。
しかし、故小田稔氏や、小田滋氏、小和田恒氏らの "国際人" としての活動に、本人の人格や意図には関わり無く、何となく危ういものを感じてしまいます。
(注)小和田恒氏の祖父までは辿れるようですが曽祖父は未詳だそうです。
その祖父も新潟の旧家小和田家とは何の関係もないそうです。
私より遥かに年長の恒氏が、曽祖父の名も知らないというのは、戦前の日本では有り得ないことでした。 公人中の公人が、出自を隠しているのだとしたら、その動機が大問題です。
同じ国際人と言っても、X線天文学の創始者の一人で万年ノーベル賞候補だった小田稔氏や、海洋法の権威で、前任の国際司法裁判所長からの後任所長への推薦を辞退し、最後まで現役で通し、結果として海洋国日本の国益にも貢献することになった小田滋氏とは大違いです。
2014年1月22日水曜日
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