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2015年4月18日土曜日

15回目の駒場のクラス会・・・5年ぶりの出席

昨日(4月16日)、5年ぶりに大学の同窓会に行ってきました。

直前まで、三寒四温で天気が変わるごとに、行けそうな気がしたり、とても無理だなあと思ったりで返事を一日延ばしにしていましたが、今年行かなかったら後が無いかもしれないと思って決心しました。幹事への返信には、「これから先の一年は嘗ての十年に匹敵するとの感を深くしました」と書きました。つい二月前に幹事の一人が死去したばかりだったからです。私を始め、今年から後期高齢者に「昇格」した者も数名居て、皆、同じような思いに駆られたのか、出席者は20名に達し、数年ぶりの盛況でした。


各界のトップを勤めた面々も、第一線から退いた所為か、政治・外交の機微に触れる裏話も気楽に話してくれたので、いい加減な後援会に出席するより遥かに貴重な判断材料を得ることが出来ました、・・と言いたいところですが、耳の衰えは如何ともし難く三分の一も聞き取れず、いささか惜しいことをした気分です。
・TPPに対する米国の姿勢の変化
・議員定数問題の現状
・憲法審査会の件
・日中友好協会の件
・地方創生問題
・NETオピニオンの日米格差
いずれも、国家の一大事だという共通認識の下に、実務の現場で苦労している様子が窺われ、いわゆる「官僚の陰謀」説とは無縁なことは確かです。
私からは、各界の指導的地位を経験した人達(君達のような!)が、もっとネット・オピニオンの形成に係るべきだと言って置きました。

因みに、個人弁護士をやっている出席者の一人が、裁判所で聞いたところによると、裁判官経験者で参議院議員になった江田君は、官僚の世界で言う「三冠王」の一人だそうです。
http://gold.ap.teacup.com/jfoa/23.html

去年の11月にゼミの恩師を偲ぶ会に出席したときは、息子に付き添ってもらいましたが、今回は夜の会合であるのに加えて、単身往復するという「怪挙」を何とか達成しました。
しかし、正直言って、東京は、ヨボヨボ老人の行くところではないなと思いました。
帰りの東海道線では、先頭に杖を突いて立っていたのに、列車が到着するや後ろに並んでいた人達があっという間に空いた席を塞いでしまい、誰一人としてウスノロ老人のために先を譲ろうとはしません。已む無く一本見送って次の電車で帰ってきました。辻堂駅や茅ヶ崎駅では、大抵、誰かが先を譲ってくれます。

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