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2016年3月3日木曜日

宇野正美氏・・リチャード・コシミズ氏と並ぶユダヤ陰謀論者の双璧

果たして彼らの説は何処まで信用できるか?

両者の違いは、後者が安倍晋三をGHQと似非ユダヤの傀儡だとみなすのに対して、前者は同じ安倍晋三を真正ユダヤと日本の特別な関係を知る真の愛国者だと主張する点です。
結論から言うと、これが陰謀論なら戦後教育やマスコミの言う正論はそれ以下の捏造与太話です!
ことユダヤ問題を論ずるなら旧約聖書にまで遡って考えなければならないという宇野氏の主張は正論でしょう。彼の解釈の多くはこじ付けかも知れませんが、彼の主張の本旨は、西洋人にとってはそれが幼時から刷り込まれた世界観として、あらゆる思考の前提になっていることを知るべきだと言うことです。マルチン・ルターや山本七平は、ヘブライ語で旧約聖書を読みこなすことによって歴史を動かす数多の欺瞞や誤解、偏見を見破ってきました。
とくに、『正統ユダヤの血統を守りきるために穢多非人(部落民)として隔離されることを自ら選んだ、それが天皇家の本質だ』 とする宇野説は一考に値すると思います。
1000年以上タブー化されてきたこと自体がその可能性と信憑性を示唆しています。

宇野正美 なぜ天皇のすり替えが起きたか 
1/2 https://youtu.be/8L6UvGMXixc?t=37m46s
2/2 https://www.youtube.com/watch?v=Po2fp27WpHc



西郷隆盛が公家や女官の強硬な抵抗を押し切って宮廷改革を断行し、側近(侍従)に腹心の村田新八や幕臣の盟友山岡鐵太郎(鉄舟)を送り込んだ背景にはそれが有ったからだと考える方が自然です。西南戦争の真因も天皇を飾り物にし、欧米列強に迎合する三条・岩倉等守旧派や・大久保・伊藤等の欧米追随路線に対する異議申し立てだったことは既に明らかにされています。
鉄舟が西郷の死後も侍従職にとどまり、西郷と約束した10年間天皇を支え続けたのもそのためでしょう。
http://byoshonikki.blogspot.jp/2013/04/blog-post_17.html

1 件のコメント:

  1. 下記は、2017年4月8日の投稿「国際政治における最大の難問」に追記したコメントです。宇野氏は、陰謀論を売り物にするという意味での陰謀論者ではなく、タブーに挑戦する信念の人だと思います。

    「・・乱暴なモデルでもよいから明示することと、予測される事象を提示すること、云々」と書きましたが、上記の宇野正美氏はこれを実践しているように思われます。今後も彼の言説を注意深くフォローして行こうと思っています。
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E9%87%8E%E6%AD%A3%E7%BE%8E#.E7.B5.8C.E6.AD.B4

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