日頃から、とりわけ今回のように発言を封じられておられる陛下が、叡智を振り絞って詠まれた臣民への問いかけの歌であった!
かつての日本人なら直ちにその含意を察知したでしょうが、戦後の骨抜き教育で育った私(達)は、その超婉曲なレトリックを理解できず、軽薄にも 「陛下も流石に老いには勝てないか・・」 などと分かったような口を利いていました。
目から鱗とは、まさにこのことです。
まさかそういうことだったとは、お釈迦様でも・・・!
平成20年11月19日早朝、突発的に急性A型大動脈解離を発症、意識不明まま16℃の超低温下で数時間におよぶ緊急手術を受けることとなった。幸か不幸か一命を取り止めたものの、その後4ヶ月間の入院治療と1年以上に及ぶ何時果てるとも知れぬいわゆるリハビリの中で色々と考えさせられた。この間に体験した人生観の転換及び後遺症を軽視した延命優先治療への疑問、その他、現代世相への違和感について書き残しておきたい。
関口益照サイト 『一期一会』(Our Eternal Moment)
陛下の言われた 「その立場に求められる務め」とは何かこそ論じられるべきです。
返信削除メディアや宮内庁は、愚にも付かないどさまわりやファンサービスのような彼方此方への顔見せのことを「ご公務」だと言っていますが、その大半は憲法や皇室典範に何ら規定されていない雑用です。
いわゆる激務の殆どは、役人が暇つぶしのために考え出したものですから、陛下の体調に合わせてやめるか代行させるかすればよいのです。
逆に雑用をじわじわと増やして、陛下にはもう無理だと言い募る人々は、不純な動機で陛下に退位を迫っている獅子身中の虫でしょう。
昭和天皇は、終戦の詔勅のなかで、「朕ハ玆ニ國體ヲ護持シ得テ忠良ナル爾臣民ノ赤誠ニ信倚シ常ニ爾臣民ト共ニ在リ」と言われました。、
返信削除私達も 「上、天皇ノ仁慈ニ信倚シ常ニ天皇ト共ニ在」 ればよいのです。