ページ

ページビューの合計

2014年12月10日水曜日

学力テストの結果公表について

昨日の日経夕刊に静岡県の川勝平太知事が、文科省の指導に反して学校別成績と優秀校の校長名を公表したことが問題視されているという記事があった。

全く奇っ怪な世の中になったものだ。
日頃、一生徒の虐め自殺でTVの前に校長を引きずり出しだし犯罪人扱いしたり、何かにつけて情報公開しろと喚いている連中が、自分たちに都合の悪いことになると途端に、プライバシーの侵害だの格差助長だのと言い出すのをマスコミは窘めるどころか煽りたて、政府もそれを止められない。そこに有るのは、責任回避とエゴイズムだけだと言いたくなる。

そもそも教育は生徒のためにある。優秀校の校長名を公表して困るのは生徒でも保護者でもない。無能校長だけである。学校別成績を公表して困るのも生徒でも保護者でもない。無能教師と子供の将来より自分の世間体に拘る駄目保護者だけである。
有能な校長や教師が、赴任して一年後に、学校全体が見違えるように活性化した例は山ほどあるし、レベル如何に拘わらず熱意の有る教師に付いた生徒が、卑屈になることはない。

私自身の経験で言えば、母校桐生市立西中学校では、成績順位でクラスを分けるため、一学年300名の成績を毎学期廊下に貼り出していたが、成績順で、気まずくなるような雰囲気は全く無かった。今でも同窓会などで、主役を務めるのは、勉強など程々に済ませていた連中で、30年位前の例会で昔話が弾んだときに、そのうちの一人が、「・・関口は、世の中で一人前にやって行けるだろうかと心配だったよ、しかし、何とかなって良かったな...。」と言って慰められたことがある。
http://byoshonikki.blogspot.jp/2013/07/h24-0311mov.html

話を静岡県知事の戻すが、川勝知事は、私の学生時代の級友、石川嘉延君の後任で、石川君が全幅の信頼を置いている人物だと聞いている。
http://byoshonikki.blogspot.jp/2010/09/blog-post.html

0 件のコメント:

コメントを投稿