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2013年12月4日水曜日

日経"寸評"欄の特定秘密保護法案反対論・・あんたには言われたくない!

今朝の日経"寸評"欄に、特定秘密保護法案の "拙速審議" と可決後に懸念される "言論の自由弾圧" と "専制政治" への "懸念" が縷々述べられている。

これを読んで、反射的に浮んだのが上記 "あんたには言われたくない" という言葉であった。

寸評子は、"拙速審議" と言われるが、自分達が過去数十年に渡って "言論の自由" なる葵の印籠を振りかざして、我国を "閉ざされた言語空間" の中に幽閉し、"国家・国民の安全に対する懸念" を無視し続けてきたことには一切触れていない。

また、"言論の自由弾圧" と "専制政治" への "懸念" と言いながら、相変わらず、無政府状態の国々や米国を始めとする "似非民主主義先進国" における被支配階層の悲惨な現状に目を瞑っているのは何故だろう。

もし、専制政治が国民を不幸にするというのが事実なら、事実上の国王専制国家であるサウジアラビア国民は暴動を起こして然るべきであるし、その気力すら奪われているからだと強弁するなら、世界世論の先頭に立って反王政キャンペーンを張って然るべきであろう。

寸評子が懸念しているのは、自分達の "無責任な言論による専制政治" が責任を問われることではないか。

絶対王政時代の王権にも等しい自らの権力を恣意的に行使しながら、"政府・与党の悪意" に対する "懸念" を喧伝し続けるマスコミに対して多くの国民はそう感じているに違いない。

発言には常に責任が伴う。まして国家・国民の命運に関わる発言であれば、時には命も賭ける覚悟が求められる。 明治維新以来、文士・農民と言えどもそうしてきたし、今でも、内外の責任ある発言をしている人々はそうしている。

寸評子には、"先ず魁より始めよ" という言葉を進呈したい。

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