江戸時代の武士や商人を律していた恥とは、自己の信念や良心に対する道徳的な恥であって、彼女が考えるような外面的体裁を気にしての恥ではありません。ルースベネディクトの浅薄な独断がいまだに拡散されていることが嘆かわしい。彼女がこの本を書いてからそろそろ80年も経つのに未だにこんな浅薄な理解にとどまっている日米の文化人類学者の怠慢と無知に呆れます。
日本のホームレスの中には、社会的には成功者であるのに、それまでの生き方は不本意だったとして自ら家を捨てた人すらいます。 いわば出家です。 不本意というという日本語を世界にはやらせましょう。
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