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2023年10月1日日曜日

茂木誠氏の古代日本史論

!?〜後編〜茂木誠


このようなコメントがありました。非常に興味深いお話です。

日本人の瞳は黒くないので、黒いカラーコンタクトは怖い。黒い瞳や黒髪・直毛はチャイニーズです。岩宿時代(4万年前~)からの先住日本人は色白金髪碧眼(青い瞳)であり、縄文時代(1万4000年前~)の縄文人(天然パーマの先住ヨーロッパ人=地中海沿岸系日本人と色白金髪碧眼の先住日本人の影響がある)も瞳は茶色です。現代でも東北の人の2割は瞳が青く、幼少時はたいてい瞳が青い。平安時代の東北・蝦夷(えみし)は色白金髪碧眼(青い瞳)高身長でした。日本人の髪は基本的に赤みがかった茶色(栗毛)です。天然パーマは優性遺伝であり、日本人の3割が天然パーマ、5割がくせ毛、2割が直毛です。色白金髪碧眼(青い瞳)は劣性遺伝であるため、日本人の遺伝子に隠れています。日本人が遺伝子検査すると、髪の毛の色が明るい、瞳が青くなる可能性が高いという結果が出ます。日本人の瞳は基本的に茶色です。茶色、琥珀色、緑色、青色の瞳が標準であり、黒い瞳は少ない。色白金髪碧眼(青い瞳)はシベリアで発生し、ヨーロッパだけでなく、環日本海にも広がった。アムール川のタタール人は3割が色白金髪碧眼(青い瞳)高身長です。欧米人は日本人の瞳の色や髪の色について勘違いしています。 ハプログループN(Y染色体)と色白金髪碧眼高身長  日本の国別の地勢、風俗、気質などを書いた地誌『人国記』(作者不詳、成立年代も室町末期らしい)という本において陸奥国のところに「この国の人は日の本の故にや、色白くして眼の色青きこと多し」と驚くべき記述がある。東北地方の人たちが白人の遺伝子を持っているのなら、青い眼の人が生まれるのも納得がいく。秋田美人などの雪国の色白美人の秘密は白人の血が混じっているためなのかも知れない。『常陸国風土記』には「この地は、本(もと)、日高見国」という記述や『日本書紀』の「東夷の中に日高見国あり」という記述で記録されている。  現代日本人の中にネアンデルタール人の遺伝子が1.4%含まれている。白っぽい皮膚、金髪や赤毛、青い目などはネアンデルタール人から受け継いだ可能性が高い。シベリアで発見されたネアンデルタール人の兄弟種の化石から、その遺伝子の一部がポリネシア人に混入している。ヨーロッパから広がったネアンデルタール人は日本にも旧石器時代中期の12万年以上前から住んでいた。ネアンデルタール人は旧石器時代の石器の作製技術を有し、火を積極的に使用していた。ヨーロッパのホモ・サピエンスはネアンデルタール人を絶滅させたが、日本ではネアンデルタール人と共生していた。ホモ・サピエンスとネアンデルタール人は交配していた。ヨーロッパの白人にはネアンデルタール人のY染色体遺伝子が含まれていないが、日本人にはネアンデルタール人のY染色体遺伝子が少し残っている。つまり、日本では緩やかに混血して共生していた。ネアンデルタール人は、北方の気候に適応して、①現在のヨーロッパ人以上に白い肌、②金色や赤い色の毛、③青い目や灰色の目、となる。青い瞳等は、ネアンデルタール人→最初の日本人(ハプログループN(Y染色体))→北東亜平野(現在は大陸棚となっている東シナ海や黄海や志那大陸の東沿岸及び台湾や沖縄や日本列島は陸続きだった)で匈奴(ハプログループN(Y染色体))→西シベリア~中央アジアでヨーロッパ人の先祖(ハプログループR(Y染色体))と受け継がれていった。明るい色彩の目や髪はハプログループN(Y染色体)の割合が大きいサーミ人(ノルウェー)とフィン人 (フィンランド)に特に多い。サーミ人やフィン人は銀髪だが、日本列島先住日本人(ハプログループN(Y染色体))は色白金髪碧眼である。特に東北には顔が真っ白で、青い瞳(劣性遺伝)や金髪の者がいる。九州北部や中部以北にもそれに近い者がいる。  現代日本人でヨーロッパ人に近い人々は、青森28%、静岡18%、沖縄5%だった。東北を中心に青い瞳もしくはそれに類する人が1~2割いる。東北には小さい時は瞳が青く、だんだん茶色の瞳になっていく人も結構いる。東北には赤ん坊の時に金髪の者がいる。大人になっても地毛が金髪の者がいる。また、九州などの南方にもヘーゼル色の目の人たちがいる。個人的経験だが、岐阜県各務原市に、①明るい緑色と茶色の中間の瞳に近かった者、②プラチナブロンドの者、がいた。岐阜県や長野県にも青い瞳の者はいる。ちなみに、金髪碧眼のアイヌの族長の写真がいっぱい撮られ、アイヌには白人の血が30%ぐらい入っている。 東北大学の調査によると、宮城県から424人の目を調査したら、①完全に茶色の目=359人→84.7%、②いくつか青い部分もある=43人→10.1%、③青い目だけれども全体の半分以下しかない=15人→3.5%、④青い目がほとんどだけれども中心は茶色=6人→1.4%、⑤完全に青い目=1人→0.2%、となった。この調査が本当であれば、100人に1-2人は、青い瞳を持った人となる。部分的に青い瞳を持った人たちも含めれば、100人に5~15人もの人たちが青い瞳を持っている。デンマークのDNA研究者によると、日本で青い瞳を持った人たちは6000年~1万年前にどこから来たのかは不明である。  日本人の瞳は一般的に「黒」だと思われているが、正確には「茶色」である。東北と九州に多いのは瞳の色が極端に明るい(茶色い)日本人である。彼らの第一印象は「どこか日本人離れした顔」や「外国人っぽい」と思われることが多い。九州では特に明るい色の瞳を持つ人の人口割合が多い。東北では青と茶色の色素がミックスしたような不思議な青眼を持つ人もいる。「青×茶色」の茶色中の黄色味が強い場合は青い目と合わさって緑色っぽい瞳に見えることもある。東北出身の女性と結婚したAは待望の子供ができて大喜びしたが、生まれてきた子供の瞳はAとも奥さんとも似つかない青っぽい不思議な色の瞳をしていた。DNA鑑定の結果、その子はやはり正真正銘Aと奥さんの子供なのである。確かに、この子は瞳の色以外は完全に「日本人の赤ちゃんの顔」なのである。子供を育てていくうちに子供の瞳の色が暗い色に変わった。幼稚園に入りしばらくたつと、瞳の色も違和感のない程度に茶色く、「誰が見てもAさんの子供とわかる」くらい瓜二つの「日本人顔」になった。奥さんの方の親戚の多くがとても明るい色の瞳を持っている人が多いことが分かった。そのうちの一人はAさんの子供と同じように「赤ん坊のころは瞳の色が違った(青っぽい不思議な瞳)」だった。大人になってからも青い目だった人はめったにいないが、東北地方には「赤ちゃんの頃だけは明るい目だった」という人はいて、明るい瞳の遺伝子を持っている人も多い。  日本人(福岡県、徳島県)や遼河文明人にはハプログループNO(Y染色体)がいる。北東亜平野や古遼河沿岸や日本でNO(Y染色体)がN(Y染色体)とO(Y染色体)に分かれ、N(Y染色体) (血液型A型)は北上し、O(Y染色体) (血液型О型)は南下した。日本は遼河文明の一部だった。現在、ハプログループN(Y染色体)は全国平均0.8%、北海道4.0%(大部分は東北地方からの移住者)、青森県7.7%、群馬県2.7%、東京都1.0%、静岡県1.6%、三重県2.2%、兵庫県1.4%、岡山県1.3%、山口県1.9%、愛媛県1.0%、徳島県7.1%(ハプログループNO(Y染色体)が5.7%)、福岡県は3.8%(ハプログループNO(Y染色体))、長崎県は1.7%、沖縄県は2.0%である。  フィンランドは「ヨーロッパの日本」と呼ばれている。フィンランド人=蝦夷(えみし)=遼河系日本人である。フィンランド人は一般に色白で、瞳は青もしくは灰色が多く、フィンランド語を話す男性の86%,女性の81%が青もしくは灰色の瞳を持つ。また、男性の76%,女性の82%は金髪もしくは亜麻色の髪をしている。岐阜県各務原市での私の友人2人はフィンランド人と見た目が同じだった。秋田県人たちが先祖返りで、目が青かったり緑色だったりする農民がいる。祖父母の代まで秋田県という人は昔の写真が残っていて、小作農の顔を見ると目と髪の色が薄くて皆ロシア人のようである。東北の蝦夷(えみし)もフィンランド人同様に色白金髪碧眼で身長が高かった。アテルイ(阿弖流為)平安初期の時代、岩手県辺りの蝦夷(えみし)のリーダーとして朝廷軍との戦った東北の英雄で、身長170cm弱で色白金髪碧眼だった。当時の日本人は、男性でも150cm弱くらいが平均身長だった。
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