陰謀論ではなく陰謀です。
この世界に馬鹿正直な国家など存在しない。
国家間の関係が生存競争である以上、あらゆる政策に謀略はつきものである。謀略はすべて秘密であるからこそ作戦として意味があるのだから透明な政策などありえない。すべての意味ある政策は隠されているか、偽の顔を装っている。つまり陰謀である。
陰謀は記録や証拠を残さないのが鉄則だから絶対に実証などできない。
したがって実証できないことは考えないという学者や評論家に現実社会や歴史を語る資格はない。
そういう人たちは学者でもなければ・歴史家でもなく、政治家でもなければ思想家でもない。単なる記録係である。
真の論客とは、記録の語り手ではなく、その裏で記録されてこなかった事実を推察して、事象の全貌を物語る人である。
そのためには公的記録をはるかに上回る該博な知見が必要になる。
2020年2月12日水曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
有力な陰謀として考えられるのは、①米国エスタブリッシュメントによる偽旗作戦(中共の自滅を狙う)、②中国共産党による対米総力戦のウルトラC(人口消耗戦なら絶対有利)、③米国ディープステートのトランプ打倒作戦(トランプ政権の関与疑惑を捏造する),④日中の接近を阻止するための警告(米国エスタブリッシュメントの日本封じ込めの常套手段)
返信削除結果として習近平の国賓招待が流れるとすれば、安倍さんのとっては望外の幸運となる。TPPと同じいいとこどりの丸儲けである。
果たしてこれが安倍ー習ートランプの出来レースなのか否か、もしそうだとすれば安倍さんは維新以来の大戦略家だということになる。我々日本国民は万々歳である。
それとも安倍さんの運が良いだけなのか。たぶんそうだろう。
日露戦争でバルチック艦隊を迎え撃つ連合艦隊司令長官に東郷平八郎を推挙した山形有朋に対して明治天皇がその理由を質したとき、山形が答えた理由はこうだった。「東郷は運のよい男だからです。」
一国の盛衰もたった一人の人事と持って生れた運で決まってしまうのだ。しかし、この場合、偉かったのは東郷の天運を見抜いた山形有朋と山形の言に賭けた明治天皇である。こういうのを英断という。
では安倍さんを推挙したのは何者で、その何者かの言に賭けたのは誰か、いや、推挙されるのは安倍さん以外の人物かもしれない。令和物語のハイライトである。
この70年間の日米関係は東京裁判史観を否定しないという密約を前提としたお芝居だったという説があるが、若しそうだったとすればこれは立派な陰謀である。この陰謀がないと決め込んで行われた議論はすべてお芝居か、さもなければ空論である。しかし、実際にはこの密約はあったらしい。
返信削除以下は、落合莞爾氏の史観を支持する人たちのサイトに最近投稿されたコメントからの抜粋である。
・・日米密約が終了し、横田空域にも変化が出て、羽田の発着枠増がなされつつ、東京上空飛行が始まります。
密約の終了は、東京裁判史観の修正の動きを加速していくと思われます。
・・そのうち米国や世界でも、真珠湾攻撃は仕向けられ事前に米国も知っていたことも広がり、日本悪のプロパガンダも否定されていくかもしれませんね。
私はこの話には信憑性があると考える。そして習近平の国賓招待もその延長線上にあったのではないかと、しかし、米中の守旧派がそれを阻止しようと画策し始めた・・・と言ったところではなかろうか。
じょうきこめんとのなかで山形有朋とあるのは、私の記憶違いで山本権兵衛だったかもしれない。療養中で身動きならないので確かめるすべがない。違ていたらお詫びする。
返信削除