民主主義制度を健全に機能させるためには 『政府権力の暴走を監視するための機能が必須であり、その最後の砦がマスメディアである』 という説がいつの間にか ”世界の常識” に祭り上げられている。
しかし、これはメディアを支配する勢力が狡猾な欺瞞工作によって作り上げた虚構の神話である。
彼らが死守しようとしているのは、彼らこそ最も警戒されるべき最高権力であることを隠し、衆愚と化した世論を誘導して政府権力を左右し続けることのできる ”偽善的民主主義の共同幻想” である。
平成20年11月19日早朝、突発的に急性A型大動脈解離を発症、意識不明まま16℃の超低温下で数時間におよぶ緊急手術を受けることとなった。幸か不幸か一命を取り止めたものの、その後4ヶ月間の入院治療と1年以上に及ぶ何時果てるとも知れぬいわゆるリハビリの中で色々と考えさせられた。この間に体験した人生観の転換及び後遺症を軽視した延命優先治療への疑問、その他、現代世相への違和感について書き残しておきたい。
関口益照サイト 『一期一会』(Our Eternal Moment)
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