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2016年5月12日木曜日

権謀術数渦巻く世界で良心的に生きることの難しさ

自分のことを棚にあげて他人を非難するのはわたし達凡人の常ですが、世の中には、
①それを自覚して後ろめたい気持ちを抱いている人々、
②心から自分が正しいと信じて疑わない人々、
③正しかろうが正しくなかろうが相手をやっつけたほうが勝ちだと考える冷徹なリアリスト
④これ等3者を操って自分達の遠大な目的を遂げようとする余裕綽々の超エリート の4通りの人々がいるようです。

まともな日本人は殆どが①でしょう。②や③とは付き合いたくないと思っているはずですが、「憎まれっ子世に憚る」のは今に始まったことではありません。
④に至ってはそういう人たちがいるということすら想像も出来ないように洗脳されてしまいました。 

話を広げて国際政治の例で言えば、
①は、欧米白人の良識派(暗殺または封殺されている!)
②は、米軍将兵を含む米国草の根の愛国者(聾桟敷に置かれている!)
③は、米国の覇権を死守せんとする米国軍産複合体(操られている!)
④は、グローバリズムを標榜する冷徹な白人エリート(≠ユダヤ民族) がそれにあたると思っています。

戦前の日本では旧華族(公侯伯子男)が皇室の藩屏として特権階級を構成していましたので、彼らの中の愛国的な人たちが欧米の支配階級と通じることで良くも悪くも、そうした存在との妥協を諮ってきました。戦後これらの戦前派が死去するにつれて、世界の支配層とのパイプが途絶え、聾桟敷に置かれるようになってしまったようです。 特権階級が支配する世界で、それを欠く日本がどうやって生きていくかは深刻な問題だと思います。

1 件のコメント:

  1. 宇野正美氏の言うような連綿と続く影の支配階級が存在するなら、少なくとも日本民族の存続は期待できると思いますが、そうでなければグローバリズムと言う罠の中で 屠殺を待つ羊の群れの運命を辿りかねません。
    https://www.facebook.com/masuteru.sekiguchi/posts/1016101835136696?pnref=story

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