日本の近現代史に関わるもやもやした疑問が一掃された感があります。
石井 紘基の暗殺に際して江田五月が沈痛な表情で発した一言、『時の権力の中枢』 の意味するものが鮮明に浮かび上がってきました。
https://youtu.be/X34iRa7oXFM?t=5m19s
平成20年11月19日早朝、突発的に急性A型大動脈解離を発症、意識不明まま16℃の超低温下で数時間におよぶ緊急手術を受けることとなった。幸か不幸か一命を取り止めたものの、その後4ヶ月間の入院治療と1年以上に及ぶ何時果てるとも知れぬいわゆるリハビリの中で色々と考えさせられた。この間に体験した人生観の転換及び後遺症を軽視した延命優先治療への疑問、その他、現代世相への違和感について書き残しておきたい。
関口益照サイト 『一期一会』(Our Eternal Moment)
近衛文麿の大罪について
返信削除戦後、指導教授の手伝いで政府の史料整理に当たっていた経済学部の先輩が、学部同窓会誌(『経友』)に、近衛文麿のポケット手帳の欄外や裏表紙に書かれた謎めいたメモ書きを紹介しています。ポケット手帳というのは、今日で言うビジネスダイアリーのようなもので、公式の『〇〇日記』などには決して書かれることの無い私的感情や本音、意味不明のメモなどが無数に書かれているので、政治史の研究にはきわめて重要な一次資料になりうると思うのに研究者には全く無視されているそうです。職務上の公式文書ではないので故人の遺品として親族の所有物になってしまうためでしょう。先輩は専門学者でもないのに個人的関心から遺族を訪ね歩いて調べて回ったそうです。
上記、近衛文麿のポケット手帳の裏表紙には、不忠を犯すことになるかのごとき独白が書き残されていたそうです。
先輩は詳細を単行本にまとめて出版済みだそうですから、宇野氏には是非読んでいただきたいと思います。