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2015年7月29日水曜日

北方領土交渉の成否

現実問題として、現在の力関係と利害得失を両国民が受け入れない限り、過去に遡って交戦国民同士が講和条約を締結できるとは思えません。
この両国民が建前レベルで面子が立つ理屈を創作し、本音のレベルで呑める条件を提示するのは、どんなに強力な指導者でも時の利を得なければ不可能でしょう。
①指導者に対する国民の支持、②時の利、③両国民に呑ませる理屈、が領土問題決着の3条件だろうと思います。

現時点で夫々の条件がどの程度満たされていると判断するか、それも結局 ①次第ということになります。
世論が安倍、プーチン両者に任せると言う空気が整わなければ全ては空論に終わるでしょう。
障害は両国における独善的自称愛国者の無責任な強硬論とそれを煽る第三国(欧米、中韓)の妨害工作です。
https://www.facebook.com/sourikantei/photos/a.314382198661546.56598.314327765333656/656088664490896/?type=1&theater

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