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2014年4月23日水曜日

国際政治は生存競争⑦・・国益とは?

こんなブログ記事がありました。
考えさせられました。
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/33107584.html
このブログの管理者は、元IHIの造船技術者で、最新鋭技術の開発を米国(軍産複合体)の圧力で中止させられた経験もある人のようです。
その経験から、小保方事件を米国の陰謀だと断言している中部大学の武田教授に同感すると言っています。 武田教授も、旭化成時代、ウラン濃縮の画期的技術を開発した途端に、上からの圧力で中止させられたので、大学へ転職したのだそうです。

要するに、私も以前から主張していることですが、日本以外のどの国にとっても、国益は最優先事項で、最先端技術は国家機密として秘匿され、学界発表やノーベル賞などは眼眩らましのお祭り騒ぎに過ぎないと言うことです。 したがって、自国の最先端技術は秘匿したまま、他国の最先端研究を絶えず監視し、自国の優位を脅かしかねない研究はあらゆる手段を使って頓挫させるか奪取しようとしているのです。 日本も戦前は、勿論そうでした。そうでなければ、大東亜戦争において、負けたとはいえ、あそこまで善戦はできなかったでしょう。

このブログでは、韓国遊覧船の事故も突如浮上してきた米国潜水艦との衝突によるものだと推定しています。 おりしも、米韓合同軍事演習が行われていた海域であり、沈没事故後も予定通り一週間後まで続けられて、"無事" 終了したそうです。 これは、少しも理不尽なことではなく、至極当然のことです。 北朝鮮と米韓はこの50年ほど休戦中ですが、依然として戦争継続中なのですから。

米国の本質は、いかなる民族集団にも帰属しない "人工的(非人間的・機械的)支配機構" であるというのが私の持論ですが、この筆者も同様の認識に基づいて、"米国は、偽装民主主義国で、実態は2つの対立するグループから成る寡頭政治国家である" と言っています。
1つのグループは、D.ロックフェラーを総帥とする "戦争屋" で、いわゆる知日派はこれに属するそうです。
もう1つのグループは、D.ロックフェラーの甥、J.ロックフェラーを支える "ハト派" で、親欧州貴族(&親中?)派で、最近、老齢のD.ロックフェラー(&その後継者に指名されたものの、その器でない長男)に代わって、主導権を握ったそうです。
この筆者に依れば
D.ロックフェラー派:クリントン女史(隠れ戦争屋)、共和党右派、安倍、自民党右派、・・
J.ロックフェラー派:オバマ大統領、小澤、細川、鳩山、対米自主路線派・・
ということになるようです。
小澤一郎が復権し、石原慎太郎が都知事出馬を断念したり、細川護煕が立候補したりしたのは、ビルダーバーグ会議で、オバマの再選方針が共和党のロムにー氏に申し渡されたからだというのも説得力があります。因みにJ.ロックフェラーは、同家直系の4世で上院議員ですが、叔父のD.ロックフェラーのような支配欲の権化ではなく人格者だそうです。ICUの大学院を出ており、孫のロックフェラー6世も早大に在学させている日本通で、習近平や小澤一郎とは個人的に親しいようです。

この見方にたてば、戦争屋は、一応、民族自立を標榜しており、荒っぽいけれども生真面目な人たちには分かりやすいのかもしれません。
一方、ハト派は、いかにも知的で良心的に思えるので、英米エリートと付き合いのある "自称国際派教養人" の中には、その一人として認められることを無上の目標にしている人たちが大勢居ます。 しかし、一皮剥けば、彼らも、戦争屋のように直接手を下さないだけで、一枚上手の悪だくみで動いているのかも知れません。 NWOやTPPの見かけ上の奇麗事はその騙しの一環だと言うのが、ネット上で流布されつつある "陰謀論" でしょう。
どちらも、プロセスとスタイルは異なるものの、ビルダーバーグ秘密会議で企てられている共通の謀略の一環に過ぎないかも知れません。
安倍、小澤、細川、鳩山・・の真意が何処にあるか、夫々の敵、味方は何処にいるかを知ることは至難の技です。

しかし、いずれが主導権を握るにせよ、日本は、精神的隷属状態から覚醒することが最優先課題であることに変わりはありません。 内に向かっては、自国の歴史を徒らに美化したり貶めたりすることなく、同時に外に向かっては、徒らに彼らの警戒心を刺激せず、しかも侮らせずという綱渡りを続ける覚悟と忍耐力が必要でしょう。

4 件のコメント:

  1. この記事の末尾に最近の投稿へのリンクが幾つか有りましたので、一通り目を通してみました。事実に関する分析には感心する点が多いのですが、太平洋戦争とかA級戦犯とか安倍極右政権とかいう言葉を当然のことのように使っているのが気になりました。
    しかし、そんなことに拘わるより、既に始まっている21世紀型ステルス攻撃に対処すべきだという警告には全く同感です。
    http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/33472955.html
    50年前、富士通新入社員の私に対して特攻隊生き残りの山本卓眞課長(後の社長)が言った言葉 「第2次日米戦は技術戦争なり」 を思い出します。
    まさに、その通りになりました。
    私はそれに加えて 「第三次日米戦争は情報戦争なり」 と言いたいと思います。

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  2. 一方、こんな恐ろしい事実も指摘しています。
    NWOの中で、日本人など人間とは見做されていないという凄まじい現実を片時も忘れてはならないと肝に銘ずべきです。
    http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/33480795.html

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  3. 「1つのグループは、D.ロックフェラーを総帥とする "戦争屋" で、いわゆる知日派はこれに属する」・・敗戦国日本の支配層が、戦争を仕掛けた好戦派を知日派と誤認して良好な関係を保とうとするのは、至極当然と言えば当然です。

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  4. しかし、いくら読んでも、安倍政権の危険性を説くばかりで、代案が出てきません。
    結局、この人物も、いわゆる反日日本人の一人だと言わざるを得ません。

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