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2014年2月22日土曜日

駐日米国大使は友好親善大使ではない!

キャロライン・ケネディは、対日友好親善大使ではなく、米国の国益を背負った愛国者です。
日本の駐米大使が常に愛国者だったかどうかは知りませんが、駐日米国大使が、愛国者でなかった試しはありません。

失望したというのは、実に巧妙な言い方です。外交用語の”遺憾”には抗議のニュアンスが含まれますが、”失望”なら単なる感想ですみます。しかも、誰にとも、何に対してとも言っていません。日中双方に、暫く静かにしていてくれると好いんだが、困ったなぁ・・と呟いて見せたのだという青山繁晴氏の意見は正解でしょう。

衛藤補佐官の発言が、それを承知の上で、阿吽の呼吸で官房長官の意を汲んで一芝居演じたのなら頼もしいのですが、単純に相手の言葉尻を捉えての反発だったら中国はおろか、米国からも子供扱いされてしまいます。第一米国に対する言いがかりだととられても弁解の余地がありません。同盟国を名指しで非難することなど米国ですらオイソレとはやりません。こういう外交上のレトリックに馴染めない国民は、忽ち代理戦争の駒にされるか内乱に走り、軍事大国の介入を許してしまいます。

国際政治の世界は常に虚々実々の駆け引きの世界です。
挑発は、常に罠ですから、迂闊に跳ね返すと相手の思う壺に嵌りかねません。”ムキにならず、皮肉たっぷりに、礼儀正しく” やり返すくらいの余裕が必要です。

悔しくても、それが、アングロ・サクソンが支配する世界評準です。
ハーバードやオックスフォードにあって東大法学部に無いものを知っていますか。軍事・外交・防衛の専門講座です。やっと近年、安全保障という遠慮がちの名の講座が出来たばかりで、それも災害対策ばかりになってしまいそうだと、元担当教授が嘆いていました。

早稲田の政経や慶大の総合政策でしっかりやってくれれば良いのですが、前者は反日マスコミ予備軍の養成所、後者は、商売一辺倒ですから、どこからも気概と教養のある政治指導者は出てきそうにありません。

防衛大の学生はしっかりしているようですが、彼らが前面に出たらそれこそ、相手の罠に嵌り、軍国主義民族のレッテルが剥がせなくなってしまいます。

まさにがんじがらめ、これが、有史以来の敗戦の後遺症の実体です。しかも洗脳されきった団塊世代があらゆる分野の支配権を握り、死に絶えるまで、あと20年~30年はかかりそうです。
http://byoshonikki.blogspot.jp/2013/08/121.html

しかし、この間、茹で上がらずに、悔しい思いに耐え続けるくらい、大東亜戦争で死んで逝った人たちのことを考えたら、苦労のうちに入らないでしょう。
http://byoshonikki.blogspot.jp/2012/07/ww.html

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