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2012年12月31日月曜日

また死に損ないました。・・交差点でミニバンに押し倒される。

つい先日、散歩先のコーヒーショップからの帰路、青信号の交差点を渡り始めた際、左から来るミニバンに気付きましたが、ほんの2~3メートルしかなかったので、そのまま衝突し、右手に杖を持ったまま横様に倒れかけると言うきわどい経験をしました。

すぐ立ち上がれたくらいですから、殆んど停止状態だったのでしょう。
運転していた奥さんが親切な方で、遠慮する私を無理やり私の自宅まで送ってくれました。 間もなくご主人も駆けつけて来られ、妻が応対しましたが、私は別に怪我もしていないし、それより散歩疲れの方がしんどかったので、後は妻に任せて寝室に引揚げました。

妻の話によると、同じ湘南ライフタウンの隣の街区にお住まいの方だったようですが、翌日にはご丁寧に見舞いの花束を持って来られました。 これでまた一つ好縁が増えたと喜んでいるところです。 こういうことがあると、人生長生きも捨てたものではないなと、いっとき病苦を忘れます。

ひとつわかったことは、私が死ぬことを恐れていないと言うのは、本当らしいということでした。 12年前に前立腺全摘手術を受ける決心をした時もそうでしたが、これで失敗したら死ぬかも知れないと思っても、そのこと自体は左程苦になりませんでした。 4年前の急性大動脈解離については、前後の記憶が一切ないので、なんとも言い切れませんが、早朝(恐らく徹夜で)PCを使っていて、妻の居る隣室へ駆け込み、しゃがみ込んでそのまま仰向けに寝ころんで失神したことや、病院へ到着した時は心タンポナーデ寸前だったとの話から察するに、発症後もPCのデータ保存やゴミの後始末その他に時間を費やしていたと思われます。
因みに私の整理整頓癖は、ほとんど病的で、廃棄古紙や新聞紙の一枚々々に到るまで、すべて端を揃えなくては気がすまず、そのため多大な時間と労力を浪費している程です。

それにしては、普段から愚痴が多すぎると言うのは本当ですが、それは私が肉体的苦痛に極端に弱いからのようです。 おそらく拷問に掛けられたらあっさり転向するか、さもなければ自殺してしまうでしょう。 堀部安兵衛、山岡鉄舟、東郷平八郎他の強靭な精神に感嘆する所以です。

1 件のコメント:

  1. この数ヵ月後(日時はあやふや)、自宅の近くで歩道を歩いていたとき、信号が青に変わったので、一歩踏み出した途端、前方からライトバンが勢い良く右折してきたので、思わず後ずさりした弾みに尻餅をつき、右手に持った杖の柄がひび割れるという事態が起きた。
    後で、右大臀筋に親指大のしこりが出来たり、杖のとっての一部が剥がれ落ちたことが判ったが、そのときは、別に痛くもなんともなかったので、ドライバーが救急車を呼びましょうかと言ってくれたが、大丈夫ですと言って済ませてしまった。
    この前のときもそうだったが、後で妻に叱られた。
    こういうときは、警察だの保険屋だのに連絡するのが常識らしいが、そういう世の中の風潮に意地でも従いたくない性分だからしょうがない。
    妻としては、気が気でないのは承知しているのだが・・。

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