大方の日本人は、安倍氏もトランプ氏も夫々日米の売国勢力と戦っている愛国者だと思っていますから、両者が意気投合するのは当然だし、断固として戦い抜いて欲しいと思っています。
キッシンジャー元国務長官は米国売国官僚のドンですから両者の共通の敵でしょう。
イラク征服戦争に反対し、予てより多極化路線を主張してきた博士を米国の力の限界を知るリアリストだと言って評価している伊藤貫氏も、博士を平和主義者だなどと言っているわけではなく、彼の腹黒さについては、海千山千で煮ても焼いても食えない男だと評しています。
要するに彼の言う多極化とは、ウェストファリア体制のように対等な強国間における勢力均衡ではなく、米国優位の下で他国を競わせるデバイド・アンド・ルールの変形であり、言わば米国覇権の延命策に過ぎません。
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