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2016年8月11日木曜日

戦争で死守(確保)すべきものは何か?

日本は、中朝に占領される遥か以前、WWⅡ敗戦直後から米軍に占領されっ放しだということを直視しなければ、何を考えても空論に終わります。

在日米軍の将兵がどんなに親日的に見えても、ワシントンの意向次第では即日占領軍としての牙を剥き出すでしょう。 例えば、首都圏の航空管制権は米軍が握っており、JALやANAは元より空自機といえども、その空域を侵犯すれば撃墜されます。 横田を離着陸する米軍機が何時何処へ何の目的で飛んでいくのか、日本政府や自衛隊は知りませんし、知ることも出来ません。
要するに、自衛隊が戦力を行使出来ようが出来まいが米軍の意思に逆らって行動することは出来ないのです。

もちろん、それが米国の代理戦争に過ぎないとわかっていても、一戦交える気概は常に必要ですから、戦闘機の一機や二機、自衛艦の一隻や二隻やられるくらいのことは計算の内に入れておくべきですが、その場合も米国の戦略を読みながら程々に収める知恵が無ければ、米国の(或いは米中の)思う壺に嵌るだけでしょう。

絶対に死守しなければならないのは、自衛隊員の命でも島そのものでもなく、大義名分です。
米中のように屁理屈であることが見え々々でも大義名分だけは死守する(確保する)周到さを見習うべきです。
米国が竹島や尖閣ごとき唯の岩に国益をかけるはずが無いことは、自衛隊幹部は百も承知しています。
https://www.youtube.com/watch?v=0NjhNWc_p-E&feature=youtu.be&t=18m30s
https://youtu.be/_0x5Bqzu8qg?t=8m45s

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