ページ

ページビューの合計

2010年11月1日月曜日

2010.11.1 病状の総括・・・不安定な病状

今月の19日朝9時で、発病以来満2周年を迎える。 妻が主治医に言った 「2年間は生まれたばかりの子供を育てるのだと思って覚悟している」 という言葉が改めてずしりと堪える今日この頃である。 この辺で現状を総括しておきたい。

(一寸疲れたので中断する・・・・・)


今年の4月、7月、現在の状態をざっと比較すると・・・

左手の麻痺
4月: タオルを絞れない、常に冷たい、指先の感覚異常
     両手が連動しない、肩から首筋がだるい
7月: きつく絞れない、以下同じ
現在: きつく絞ると爪先が剥がれる、以下同じ

右腿の痺れ
4月: 常に軽い痺れ、時々就寝時に疼痛
7月: 常に軽い痺れ、稀に就寝時に疼痛
現在: 同上

散歩、バス、電車で出かける
(△=苦痛を伴う ▲=危険 x=絶対やりたくない)
4月: △、▲、x
7月: ▲、x、x
現在: △、▲、x

電話を受ける、かける、会話する
(▲=動作はできるが用を成さない x=動作もままならず)
4月: x、x、x
7月: ▲、x、x
現在: ▲、▲、x

腰部の皮膚異常
椅子、ベンチ、ソファーでの食事・休憩・行事出席、
(△=10分以上は苦痛 ▲=始めから苦痛 x=絶対座りたくない)
4月: △、▲、x
7月: ▲、x、x
現在: △、△、x

体調不良(動悸、息切れ、むかつき、脱力感)
4月: 隔日程度
7月: 殆ど毎日
現在: 同上

情緒異常(苛立ち、不安、鬱)
4月: 殆ど毎日
7月: 同上
現在: 隔日程度

一年の単位で見れば、徐々に出来ることが増えてきているのは分かるが、全てが中途半端で苦痛を伴う。それ以上にやれないことが見えてきて一向に回復感がない。 医師に相談しても、上手に病気と付き合っていくしかないと言われるので埒があかない。

要するに、個々の症状は、どれをとっても命に別条はないが、毎日が不快で楽しくない。 もっと不愉快なのは、「趣味を持て・・・」 などと尤もらしく言われることだ。 私だって心身ともに不快でなければ、時間つぶしの材料には事欠かない。 ただ、心身の不快を圧してまで、これ以上、長生きしたいと思うほどの材料が見つからないだけだ。

取り敢えずは、父の遺稿 "A Mysterious Episode of Violin" 「バイオリン奇譚」 のWEB公開と 祖父の遺志 「因果必然の科学的モデル化」 の継承を義務だと思って取り掛かっているが、それもそろそろ先が見えてきた。 これ以上、生きていたところで何ほどの材料が見つかるだろうか。 あとは助けてくれた「恩人」たちに感謝するためだけに生きているようなもので、もっと若ければともかく、70才を過ぎてなお未練がましく生きているための積極的理由が見当たらない。 いつ死んでもよいと思う所以である。 これを鬱病と言うのなら、そうでない人々は、いったい何歳まで生きていれば気が済むのだろうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿