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2015年12月15日火曜日

日本版 『100年マラソン』 戦略が必要!

戦後体制というのは連合国(WWⅡ戦勝国)体制ということ、従って国際社会というのはWWⅡ戦勝国が支配する社会ということです。
『戦後民主主義』 というのは敗戦国である日本が、戦勝国体制の中で生き残る為に被った仮面のはずでしたが、それを自分本来の素顔だと思い込まされてきたのが団塊の世代を中心とする戦後育ちの日本人です。
こんな社会が日本人本来の伝統的人生観に馴染むはずが有りません。
しかし、日本政府首脳がこれに異議を申し立てるかのごとき言動に及んだ瞬間、米英仏露中他豪州やオランダまでを連合国として敵に回してしまいます。
徒らに勇ましい強硬論を振り撒く自称愛国者は、もう一度世界中を相手にして戦うつもりなのでしょうか?

以下は Youtube に投稿したコメントです。
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過去の大日本帝国を滅ぼした連合国側の一員として存在を許されているということは、過去の第三帝国を敵として滅ぼした連合国側の一員として存在を許されているドイツと同じ立場です。
したがって、日独両政府の公式見解としては、過去の滅びた夫々の帝国を肯定するようなことは絶対に許されません。
ただし、それは両民族自体を否定するものではなく、当時の敗戦国政府を否定するだけです。米英仏露は基本的にそれを截然と区別していますし、中国でさえ、毛沢東や周恩来は区別していました。

しかし、最近になって中韓政府やそれを背後で唆す勢力は、意識的に日独両政府と日独両民族を同一視するようなプロパガンダを始めているように思われます。米中英仏露が水面下でどのような駆け引きを演じているかも知れたものでは有りません。
日独両帝国の復活を警戒し始めたからだという見方も出来ますが、列強間の新しい勢力争い(第3次世界大戦)の一環として日独取り込みの争奪戦が始まっていると考えることも出来ます。

こうした微妙な状況の下で安倍さんが「日本を取り戻す」というとき、敗戦帝国を復活させようとしているかのような印象を与えたり、言い掛かりを付けられるような発言が命取りになるのは当然です。安倍談話は、水島氏の言われるように敗戦国の桎梏の下で民族の誇りを取り戻す為のぎりぎりの表現でした。今後も、対外的には根拠の無い誹謗には反論しても、政府の立場で大東亜戦争の正当性を主張することは基本的に避けざるを得ません。
http://byoshonikki.blogspot.jp/2015/09/blog-post_10.html

それは諸国民の声を通じて内外に拡散して行くという姿勢に徹するべきでしょう。
ポーランド王国は再興までに140年かかりました。日本もそのくらいの覚悟をするべきでしょう。
毛沢東は1949年に中華人民共和国を建国したとき、漢民族の誇りを取り戻すための100年戦略を持っていたそうです。
http://byoshonikki.blogspot.jp/2015/11/blog-post_24.html

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