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2011年3月28日月曜日

福島原発・・・なぜ社長が陣頭に立てないのか!

石原都知事は選挙活動などそっちのけで陣頭に立っている。 それでなければ、国難に対処できるはずが無い!しかるに東電社長は一体何をしているのだ? 過労だとか病気だとか、はたまた周囲の意見だとかは理由にならない。 理由の如何を問わず、陣頭に立てないのなら、即刻、交代すべきだろう。 もし、周囲の臆病者たちがそうさせないとしたら、彼らの罪は万死に値する。 勇将の下に弱卒なし、逆もまた然り。一刻も早く社長に変わって責任の取れる人物に出てきてほしいと思うのは私だけではあるまい! ワーテルローの戦いでナポレオンの指示なしでは動けなかったグルーシー将軍(Emmanuel de Grouchy)の轍を踏むなと言いたい!

Governer Ishihara Of Tokyo Metropolitan District is reported to ready to act as a Commander in Chief against the Crisis of Fukushima Nuclear Power plant, in spite of comming Tokyo gubernatorial election.

To the contrary, The President of TEPCO doesn't appear in TV or Newspaper.
It is reported that he is ill and at some hospital, but all these excuse are nonsense and his or his supporter's shirking of their responsibility.

TEPCO directers! You should not repeat the mistake of General Grouchy at Waterloo!

2011年3月23日水曜日

福島原発・・・人物はいたはずだが?

一昨日の日記で、福島県災害対策本部で記者会見をした小森明生東電常務のことを書いたが、書き終わってからブラウザで検索したら、Yahoo の該当リンクは白紙ページに変わっていた。 わずか数分間の出来事である。 これも隠蔽工作の一環だとは思いたくないが、ネット管理者(ソフトバンク?)の臆病な自粛か? 東電関係者からの圧力か更には脅迫かと思いたくなる事件だった。 私もそろそろ口を慎んだほうが良いと言う向きもあるが、つい2年前に急性A型大動脈解離で死に損なってからは、何も怖いものが無くなった。 妻がはらはらしているのは判るが、ここで引き下がったのでは、西武事件で自ら命を絶った、駒場時代の親友、小柳皓正君にあわせる顔が無い。

仕方が無いので、グーグルの Cache にリンクしなおしておいたが、それもいつまで保つか知れたものではない。

Monday, I mentioned Mr. Komori, Managing Director of TEPCO, praising his candidness and faithful appologise.
But after several minutes, the Yahoo page had been changed to blank!
So, I was forced to change the link to Google Cache. But I am afraid that sooner or later it might also disappear from the Web.

2011年3月21日月曜日

福島原発・・・やっぱり人物はいた!

TVでは、全く東電幹部の声も顔も見えてこないので、この期に及んでも・・・云々と書いたが、インターネットで検索しているうちにやっと、見つけることが出来た。 小森明生常務取締役、まことに立派な人物である。

彼の発言からは、一切の言い訳を排し、全面的に謝罪すると同時に、最悪の事態を避けるべく全力を尽くす覚悟の程が読み取れた。

彼こそ、Battle of Fukushima Coast における東郷平八郎であろう。

しかし、現地の一常務に任せ切りで、依然として姿を見せない東電経営陣は、いったい何処で何をしているのだろう。それでも、空前の大災厄に心を痛めておられる天皇陛下の手から勲章を受け取れるほど鉄面皮だとは思いたくないが・・・。

I wrote we could not find the Chief Commander at Fukushima Coast in TV news.
But at last I found him during web search. His name is Mr. Komori, Managing Director of TEPCO (Tokyo Eectric Power Co.Ltd). Maybe he would be the another Togo who is fighting agaist this unprecedented complexed desaster. We should be proud of him and his staffs' courage and firm sense of mission.

Yet, even all these things considered, we cannot help wondering where and what other Executives are doing?

2011年3月19日土曜日

福島原発・・・ "アシモ" に期待する。

以下は、娘の提案である。

"放射能が危険で近寄れないなら、ロボットを活用すべきだ。もちろん、下手に使えば反って危険を増幅するだけなのは自明である。
しかし、現場の映像を作業部隊が事前に検討するには有効だろう。"

ミキシーの掲示板に投稿した所、賛成の声が多かったと言う。
東電や日立・東芝・石播の技術者にその余裕が無いことは明らかだろうから、ホンダやソニーの技術者が駄目もとで検討すればよい。若しかしたら、どこかのベンチャーがすでに実現しているかも知れない。
いずれにしても、次の時代の主役は原発運転監視ロボットになるだろう。

人間万事塞翁が馬
風が吹けば桶屋が儲かる

とは、なにも、複雑系を持ち出さなくても、永遠の真理である。
これを奇貨として日本のロボット産業が大発展するだろう。


The following is my daughter's idea and proposition.

"If it is dangerous to approuch near to the Nuclear Fuel, robots might be some help to break critical bottleneck of present situation."

She proposed this idea to her SNS(Mixi) friends and many of them aggreed.
Of course it is risky trial to let the robots work at complexed conditions, but at least it may contribute to make visual the conditions of dangerous spots.
If "TEPCO" and "HITACHI" engeneers can not afford the time at present, "SONY", "TOYOTA" , "HONDA" or many ventures should try.

Anyway "Robot Tecnology" will become the last resort in the comming "Nuclear Age" !

2011年3月18日金曜日

福島原発・・・人事が全てを決める。

対馬沖海戦では、勇敢な水兵たちと東郷司令長官がいた。 いま、福島海岸に勇敢な技術者は数えきれないほどいる。 しかし、もう一人の "東郷" はいるのか? 我々の運命はすべて彼の双肩にかかっている。

At the Battle of Tsushima, we had courageous soldiers and Admiral Togo.
Now, at the Battle of Fukushima Coast, we also have courageous and intelligent soldiers(enginieers), but can not see another Togo, nor hear his decisive command
.

2011年3月15日火曜日

福島原発・・・総司令官はだれか?

この期に及んでも、"福島海岸決戦" の総司令官の名が出てこない!

日本もここまで役人と業者に乗っ取られたかと思うと歯軋りする思いだ。
TVインタビューでの菅さんの苛立った表情がそれを象徴している。

此処まできたら、若者は、愛国心も同胞愛も無い小役人や商売人に忠誠など尽くして心中することなく、さっさと逃げ出したほうがよい。
あとは、私が見届ける。 妻子にはそう話してある。 どうするかは本人しだいだ。

これが杞憂に終わるか、神風が吹くかは、天のみぞ知る。
仮に、最悪の事態になったとしても、これでゾンビ世代が一掃されるなら、 "また日は昇る" だろう。


Even at this critical moment, no one of us Japanese people knows who is the chief commander of "Battle for Fukushima Coast".
Japan is entirely occupied by TEPCO and METI.
This is the reality of "crime of irresponsible bureaucracy".

Should the result be the worst, it would purge the Zonbi generation, and "The Sun Shall Rise Again" !

2011年3月13日日曜日

福島原発・・・国難に再び神風は吹くか?

大津波の騒ぎで幸いにも時間稼ぎが出来ているが、菅首相以下、決死の戦いが始まった。
ようやく明治以来、絶えて久しかった "国難" という言葉が最高司令官である菅首相の口から発せられた。 津波のことではない。 原子力発電所の致命傷のことである。 いま福島第一原発では、東電やメーカーの技術者や研究者が命がけで勝算の定かでない戦いを続けている。

もちろん、世の中には奇跡的成功というものがある。 彼らもそれを信じて全力を尽くしているに違いない。 しかし、それは、いったん故障した "はやぶさ" が "イトカワ" から生還するのを期待するに等しい。 もし、彼らの努力が功を奏したなら、国民栄誉賞は、彼らにこそ与えられるべきだ。

すでに、賢い人々は国外脱出を始めた。 私の親しい50代の物理学者も昨日の便で成田を発った。 たまたま前から共同研究先との約束があったからだが、仮にそうでなくても卑怯だとは思わない。 私自身は、この年で今更逃げ出す気は無いが、いまや一人でも多くの若い人には生き残っていてほしい。 終戦時に自分自身は現地にとどまり、優秀な部下を日本内地に脱出させた多くの旧日本軍将校の気持ちが痛いほどわかる。 急性A型大動脈解離からの 奇跡的生還を果たした損得勘定 の得の筆頭に挙げるべき体験だろう。

あとは、神風が吹くのをまつのみ!


At the Fukushima "GEN-PATSU" (Nuclear Power Plant), young engineers and scientists are making desperate efforts to stop the nuclear reactor.

If they could succeed in it, by some miracle like "KAMIKAZE",
they should be awarded the "Order of National Hero".

But it is far more difficult than "HAYABUSA's miracurous return to
the Earth".

2011年3月11日金曜日

"科学的" とは "大雑把" ということである!

2011.3.9 の日経経済教室に慶大教授の大垣昌夫氏が "文化の違いと人々のふるまい" と題して、伝統的経済学の限界と行動経済学による解明を論じられている。 しかし、いわゆる伝統的経済学に限界があることは、ceteris paribus(Other things being equal) の公準に準拠する以上、当然であり、それは、行動経済学についてもいえることである。

じつは、私がここで言いたいのは、経済学に限らず自然科学を含めてあらゆる科学に限界があるということだ。

そもそも、科学とは、森羅万象を細分化して細かく見ていこうという考え方で、 "科" 学 という言い方からしてそれを如実に表している。 つまり、くどい言い方をすれば "分科学" とも言うべきものである。 それはそれで良いのだが、そのための方法として、ceteris paribus の公準に頼らざるを得ないところに問題と言うか難点がある。

およそこの世に、Other things being equal などということがありうるはずが無い。 それを百も承知で、仕方なくその仮定を置いているのが、科学というものであり、したがって科学で解明できるのは、飽くまでも大雑把な傾向であって、決して物事の正確(精密?)な把握ではない。 その意味では、"精密科学" だとか "総合科学" だとかいう概念や用語は、それ自体が語義矛盾に陥っていることになる。