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2013年5月7日火曜日

ホロコーストにも色々ある・・民族精神の抹殺と奴隷化

民族・国家の抹殺をホロコーストと言うなら、ヒットラーのやろうとしたことなど極めて控えめだったと言わざるを得ない。それも、戦勝国がそう言っているだけで実際にどの程度のことが行われたことか分かりはしない。そのことは、ソ連や中国共産党、さらに、西・英・蘭・仏・米を始めとする白人植民帝国が敗戦国や被支配国に対してやってきたことを見れば一目瞭然である。嘗ての、ギリシャ・ローマから元・清に到る敗戦民族支配は、男子壮丁の肉体的或は精神的抹殺と婦女子の奴隷化であった。近代西欧諸国による植民地支配の場合も似たりよったりである。例証を挙げれば限がないが、スペインによるインカ・アステカの虐殺と抹殺、英・蘭・仏によるアフリカやアジアの侵略と植民地奴隷化、アメリカによるハワイ王朝の抹殺と植民地化(注)や・フィリピンの植民地化と愚民政策など、吐き気を催すような事例に事欠かない。

原爆や焼夷弾による全国主要都市に対する無差別爆撃は数十万人の死傷者を出してはいるが、民族の生存にとって致命傷とはなりえなかった。しかし、かれらの企てていることは、まさに精神的ホロコーストであり、この方が余程恐ろしい。最近の南北朝鮮や中国による歴史歪曲と責任転嫁(南京大虐殺云々や従軍慰安婦連行云々)に到っては良くもぬけぬけと・・と言うしかない。こういう暴論・虚言がまかり通るのは、戦後世代の大半が彼らの仕組んだ 『閉ざされた言語空間 に安住し自縄自縛のタブーから抜け出せないでいるからである。



(注) 日本連合艦隊が真珠湾を攻撃した昭和16年12月8日の時点において、ハワイは米国の支配する自治領(実質的には植民地)でしかなく、しかも住民の過半は日系人だった。ハワイが米国の50番目の州として正式に合衆国に併合されたのは戦後14年経った1959年のことである。真珠湾は植民帝国を目指す米国の一軍事基地でしかなかった。現在にたとえれば、日本復帰前の嘉手納基地を自衛隊海空軍(或は中国・南北朝鮮連合軍!?)が急襲したようなものであった。
このような事実をすべて隠して、戦前の日本人を残酷無残極まりない軍国主義者だったと言いくるめることに成功したABCD各国の悪知恵の見事さには敬意を表するしかないが、その洗脳工作(WGIP)に協力し、超高給を貪ったあげく、その尻馬に乗って同胞を欺き、甘い汁を吸い続けることに痛みを感じない日本人が周囲にウヨウヨ居ると思うと生きた心地がしない。

このような、敗者の奴隷化(焚書坑儒)は日本の伝統にはない。
彼らの日本批判は殆んど自分達の弱肉強食文化の常識からの類推と捏造である。
しかし彼らはそれをお互いに承知の上で詭弁の応酬をしているのだから、勝っても負けても恨みっこなしであるが、日本人とりわけ敗戦後の日本人は、それを全く知らないか、知っていながら彼らの言うままに迎合し、その宣伝のお先棒を担いでいる者が大半になってしまった。
2012年7月28日(土)の日記に 「・・・満足せる豚の屠殺場への入場・・・」 と書いた所以である。
それは、世界平和のための自己犠牲などという奇麗事で終わるどころか、結局、彼らのたくらむ悪事に加担することになると知るべきだ。

無私の精神とは、一言で言えば、ことに当って、自分の命は優先しないということである。
若し、咋今流行の人命尊重なるものが、「相手の命を尊重せよ」という意味であるならば、それに続いて、「そのためには、自分の命を捨てなければならないこともある」、と付け加えなければならない。 自分の命が惜しい人間が他人の命を尊重できるわけがない。

西郷隆盛が、率先垂範し特攻隊員 たちが命を掛け、さらに石原慎太郎が老躯を押して訴え続けていることもそれである。 たとえ、日本民族が滅びても、人類が存続する限り、記憶されるべき文化遺産の筆頭に挙げられるべきであろう。 富士山の世界遺産指定に(本気で!)喜んで居られる人たちが羨ましい。